遺体の搬送から安置まで|最初にやることガイド

大切な方が亡くなった直後の遺体搬送から安置までの流れを解説。搬送費用の目安、安置場所の選び方、葬儀社への連絡方法を初めての方向けに紹介します。

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【最短回答】亡くなった直後、最初にやることは?

①医師の死亡確認 → ②葬儀社への連絡 → ③遺体の搬送 → ④安置 の順で進めます。

  • 病院で亡くなった場合 → 病院が死亡診断書を作成、葬儀社に連絡して搬送を依頼
  • 自宅で亡くなった場合 → かかりつけ医に連絡(いない場合は119番)
  • 葬儀社が決まっていない場合安心葬儀で24時間対応の葬儀社を検索(PR)

搬送から葬儀までの全体の流れは「家族葬の流れ」で詳しく解説しています。


亡くなった直後にやること

大切な方が亡くなった直後は動揺するものです。しかし、やるべきことは決まっています。以下の手順で一つずつ進めましょう。

順序やること連絡先
1医師の死亡確認担当医・かかりつけ医
2死亡診断書の受け取り病院
3葬儀社への連絡葬儀社(24時間対応が多い)
4近親者への連絡家族・親族
5搬送・安置葬儀社が手配

ポイント: 死亡診断書は 最低5枚のコピー を取っておきましょう。役所への届出、保険の請求、銀行の手続きなどで複数枚必要になります。


病院で亡くなった場合の対応

病院で亡くなるケースが最も多く、全体の約7割を占めます。

病院での流れ

  1. 医師が死亡を確認(死亡診断書を作成)
  2. 看護師がエンゼルケア(清拭・着替えなど)
  3. 病院の霊安室へ移動(1〜3時間程度安置可能)
  4. 葬儀社に連絡して搬送を依頼

病院紹介の葬儀社について

病院から葬儀社を紹介されることがありますが、断っても問題ありません。病院紹介の葬儀社は搬送がスムーズな反面、費用が割高になるケースがあります。

項目病院紹介の葬儀社自分で選んだ葬儀社
対応スピード早い(30分〜1時間)やや時間がかかる場合も
費用やや割高比較して安い場合が多い
選択肢限られる自由に選べる

事前に葬儀社を決めていれば、慌てずに対応できます。葬儀社の選び方は「葬儀社の選び方」を参考にしてください。


自宅で亡くなった場合の対応

自宅で亡くなった場合、状況によって対応が異なります。

かかりつけ医がいる場合

  1. かかりつけ医に連絡
  2. 医師が自宅に来て 死亡を確認
  3. 死亡診断書を作成
  4. 葬儀社に連絡して搬送を依頼

かかりつけ医がいない場合

  1. 119番に連絡(救急車を呼ぶ)
  2. 救急隊が到着し、状況を確認
  3. 明らかに死亡している場合は 警察に連絡される
  4. 警察医による 死体検案(事件性がないか確認)
  5. 死体検案書 が作成される
  6. 葬儀社に連絡して搬送を依頼

注意: 遺体を動かしたり、室温を変えたりしないでください。警察の到着まで、できるだけそのままの状態を保ちましょう。


搬送の流れと費用

葬儀社に連絡すると、寝台車(搬送車) で迎えに来てくれます。

搬送の流れ

  1. 葬儀社に電話(場所・状況を伝える)
  2. 寝台車が到着(30分〜1時間)
  3. 遺体をストレッチャーで搬送
  4. 安置場所へ移動

搬送費用の目安

距離費用目安(税込)
10km以内1〜2万円
10〜30km2〜4万円
30〜50km3〜5万円
50km以上5万円〜(距離に応じて加算)
深夜・早朝の割増+5千〜1万円

注意点:

  • 搬送費用は葬儀の見積もりに含まれる場合と別途請求される場合がある
  • 病院から安置場所、安置場所から式場と 2回搬送が必要 な場合は費用が2倍になる
  • 遠方の場合は航空搬送が必要なケースもある

見積もりの確認方法は「葬儀の見積もりの取り方」で解説しています。


安置場所の選び方

搬送先(安置場所)は主に3つの選択肢があります。

安置場所費用目安(1日)メリットデメリット
自宅0円(場所代は不要)故人と過ごせる、費用が安いスペースが必要、近隣への配慮
葬儀社の安置室5千〜2万円24時間管理、設備が整っている面会時間に制限がある場合も
斎場の霊安室5千〜1万円式場と同じ場所で効率的空きがない場合がある

自宅安置の場合に必要なもの

  • 布団(故人を寝かせる)
  • ドライアイス(葬儀社が用意してくれる)
  • 枕飾り(小さなテーブル、ろうそく、線香、花)
  • エアコンで 室温を低く保つ(18度以下が目安)

安置の期間

法律で 死後24時間は火葬できない と定められています。一般的な安置期間は 1〜3日 です。

安置期間ドライアイス費用目安
1日5千〜1万円
2日1〜2万円
3日以上1.5〜3万円

火葬場の空き状況によっては、3日以上安置が必要な場合もあります。その際はドライアイスの追加費用がかかります。


死亡届の提出と火葬許可申請

搬送・安置と並行して、死亡届の提出が必要です。

死亡届の基本情報

項目内容
届出期限死亡を知った日から 7日以内
届出先故人の死亡地・本籍地・届出人の住所地の市区町村役場
届出人親族・同居人・家主など
必要書類死亡診断書(死亡届と一体)

火葬許可申請

死亡届と同時に 埋火葬許可申請 を行います。受理されると 火葬許可証 が発行されます。

多くの場合、葬儀社が代行してくれます。 自分で行う場合は、市区町村の窓口で手続きしてください。


近親者への連絡

搬送や手続きと並行して、近親者への連絡を行います。

連絡の優先順位

優先度連絡先伝える内容
1同居の家族死亡の報告、今後の予定
2親族(親・兄弟・子)死亡の報告、葬儀の日程
3故人の親しい友人死亡の報告
4職場・学校死亡の報告、忌引きの連絡

家族葬の場合は、参列をお願いする方にのみ連絡 します。それ以外の方には葬儀後に「お知らせ状」を送るのが一般的です。


やることチェックリスト

亡くなった直後に慌てないよう、以下のチェックリストを活用してください。

【当日やること】

  • ☐ 医師の死亡確認を受けた
  • ☐ 死亡診断書を受け取った(コピーを5枚以上)
  • ☐ 葬儀社に連絡した
  • ☐ 搬送・安置の場所を決めた
  • ☐ 近親者(家族・親族)に連絡した
  • ☐ 死亡届・火葬許可申請の手続きを確認した

【翌日以降にやること】

  • ☐ 葬儀社と打ち合わせ(葬儀の内容・費用の確認)
  • ☐ 見積もりを書面でもらった
  • ☐ 参列者への案内連絡
  • ☐ 供花・供物の手配
  • ☐ 職場・学校への忌引き連絡

費用の相場を事前に知っておきたい方は「家族葬の費用相場」をご覧ください。


よくある質問(FAQ)

Q. 葬儀社には何時に連絡できますか?

ほとんどの葬儀社は 24時間365日対応 しています。深夜や早朝でも搬送に来てくれます。

Q. 搬送だけお願いして、葬儀は別の葬儀社に頼めますか?

はい、搬送と葬儀を別の葬儀社に依頼することは可能です。ただし、搬送費用は別途かかります。

Q. 自宅に遺体を安置するスペースがない場合は?

葬儀社の安置室や斎場の霊安室を利用できます。葬儀社に相談すれば、安置場所を手配してくれます。

Q. ドライアイスは自分で用意する必要がありますか?

いいえ、葬儀社が用意してくれます。費用は安置日数に応じて1日あたり5千〜1万円が目安です。

Q. 亡くなってから葬儀までどのくらいの期間がありますか?

一般的には 2〜3日 です。火葬場の空き状況や友引(友引を避ける慣習がある地域)によっては、4〜5日かかることもあります。


まとめ:落ち着いて一つずつ進めましょう

大切な方が亡くなった直後は誰でも動揺します。しかし、やることは ①死亡確認 → ②葬儀社連絡 → ③搬送 → ④安置 と決まっています。

今すぐできること:

  1. 万が一に備えて葬儀社を1社でも調べておく
  2. この記事をブックマークしておく
  3. 家族と事前に話し合っておく

事前に葬儀社を決めておくと、急な場面でも慌てずに対応できます。

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家族葬ガイド編集部
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