葬儀の案内状・家族葬の案内文の書き方|例文・テンプレート付き
葬儀の案内状・家族葬の案内文・訃報のお知らせの書き方を例文テンプレート付きで解説。参列者への案内文、香典辞退の伝え方、葬儀後のお知らせ状まで例文を複数パターン紹介します。
【最短回答】葬儀の案内状・家族葬の案内文は何が必要?
葬儀の案内状(家族葬の案内文)には、葬儀前に出す「参列のご案内」 と 葬儀後に出す「お知らせ状(訃報のお知らせ)」 の2種類があります。
- 葬儀前 → 参列をお願いする方には日時・場所を伝える案内文(葬式の案内状)
- 葬儀前 → 参列を遠慮いただく方には「家族葬で行います」と伝える案内文
- 葬儀後 → 参列しなかった方にお知らせ状(死亡通知状・訃報のお知らせ)を送る
この記事では、葬儀の案内状・家族葬の案内文の書き方を、例文(複数パターン)とテンプレート つきで紹介します。すぐに使える例文が欲しい方は、下の各パターンの例文をそのままアレンジしてお使いください。家族葬の流れ全体は「家族葬の流れ」を参考にしてください。
葬儀前の案内:参列をお願いする方へ(案内文の例文)
参列をお願いする方には、電話または直接連絡 で以下を伝えます。家族葬で人数が少ない場合は電話が基本ですが、改まった葬式の案内状として書面やメールで送ることもあります。
伝えるべき内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 故人の名前 | ○○が亡くなったこと |
| 葬儀の形式 | 家族葬で行うこと |
| 日時 | 通夜・告別式の日時 |
| 場所 | 式場の名前・住所・アクセス |
| 連絡先 | 喪主の電話番号 |
| 香典について | 辞退する場合はその旨 |
| 服装 | 特に指定がある場合 |
電話で伝える案内文(例文)
「○○の長男の△△です。父○○が○月○日に永眠いたしました。家族葬として、通夜を○月○日○時より、告別式を翌○日○時より、□□斎場にて執り行います。お忙しいところ恐れ入りますが、ぜひお見送りいただけますと幸いです。」
書面・メールで送る葬儀の案内状(例文・テンプレート)
書面やメールで案内する場合の家族葬の案内文テンプレートです。日時・場所をご自身の状況に合わせて差し替えてください。
謹啓 このたび 父 ○○○○ が ○月○日 永眠いたしました 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます つきましては 左記のとおり葬儀を執り行います
一 通 夜 ○月○日(○)午後○時より 一 告別式 ○月○日(○)午前○時より 一 会 場 □□斎場(住所・電話番号)
喪主 ○○○○ 謹白
正式な案内状では句読点を使わないのが伝統的なマナーです。メールの場合は、件名を「【訃報】父○○○○ 葬儀のご案内」などとし、本文に同様の内容を記載します。
葬儀前の案内:参列を遠慮いただく方へ
家族葬では、参列を遠慮いただく方への連絡も重要 です。
伝え方のポイント
- 「家族葬で行います」 と明確に伝える
- 「故人の意向」 と伝えると相手も納得しやすい
- 弔電や供花を辞退する場合はその旨も伝える
- 後日改めてお知らせする と伝えると丁寧
電話での伝え方(例)
「○○が○月○日に亡くなりました。故人の意向により、家族のみで葬儀を行うことになりました。誠に恐れ入りますが、ご参列やお供え物につきましてはご辞退させていただきます。改めてご報告させていただきますので、何卒ご了承くださいませ。」
葬儀後のお知らせ状(死亡通知状)
葬儀後 1〜2週間以内 に、参列しなかった方へお知らせ状を送ります。
お知らせ状に含める内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 故人の名前 | フルネーム |
| 死亡日 | ○年○月○日 |
| 享年 | ○○歳 |
| 葬儀の報告 | 家族葬にて執り行った旨 |
| お礼 | 生前のご厚誼への感謝 |
| 香典・供花の辞退 | 辞退する場合 |
| 後日弔問について | 受け付けるか辞退するか |
| 喪主の名前・住所 | 連絡先として |
お知らせ状のマナー
- はがき が一般的(封書でも可)
- 句読点を使わない のが正式なマナー
- 薄墨 で印刷するのが伝統的(普通の印刷でも可)
- 1〜2週間以内 に送る
訃報のお知らせ(家族葬)の例文・テンプレート
葬儀後に送る訃報のお知らせ状の例文です。家族葬を終えたあとの報告として、そのままアレンジしてお使いいただけます。
父 ○○○○ 儀 かねてより療養中のところ ○月○日 ○歳にて永眠いたしました 葬儀につきましては 故人の生前の意向により 近親者のみの家族葬にて相済ませました 本来であれば早速お知らせ申し上げるべきところ 事後のご通知となりましたことをお詫び申し上げます 生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
令和○年○月 喪主 ○○○○(住所)
香典や供花を辞退する場合は、末尾に「なお 誠に勝手ながら ご香典 ご供花の儀は固くご辞退申し上げます」と一文を加えます。よりやわらかい家族葬のお知らせの例文にしたい場合は、「このたびは家族のみで静かに見送らせていただきました」といった表現に置き換えても問題ありません。
香典辞退の伝え方
家族葬で香典を辞退する場合は、案内の段階で明確に伝える ことが大切です。
香典辞退のパターン
| パターン | 対応 |
|---|---|
| 完全辞退 | 「誠に勝手ながら ご香典 ご供花 ご弔電はご辞退申し上げます」 |
| 香典のみ辞退 | 「ご香典はご辞退申し上げますが ご供花は有り難く頂戴いたします」 |
| 特に辞退しない | 記載不要(通常通り受け付ける) |
香典のマナー全般については「家族葬の香典マナー」で詳しく解説しています。
会社への連絡
故人の勤務先や自分の勤務先への連絡も必要です。
伝えるべき内容
| 連絡先 | 伝える内容 |
|---|---|
| 故人の勤務先 | 死亡の報告、退職手続きの相談 |
| 自分の勤務先 | 忌引き休暇の申請、葬儀の日程 |
→「葬儀後の手続き一覧」で詳しく確認する
忌引き休暇の目安
| 関係 | 日数(一般的) |
|---|---|
| 配偶者 | 10日 |
| 父母 | 7日 |
| 子 | 5日 |
| 兄弟姉妹 | 3日 |
| 祖父母 | 3日 |
| 配偶者の父母 | 3日 |
忌引き休暇は会社の規定によります。就業規則を確認しましょう。
後日弔問への対応
家族葬後は、弔問に来られる方への対応 も考えておきましょう。
弔問を受け付ける場合
- 日時の調整:事前に連絡をもらうようお願いする
- 準備するもの:お茶・お菓子、返礼品
- 服装:喪服でなくても、落ち着いた服装で
弔問を辞退する場合
お知らせ状に「弔問につきましてはご辞退させていただきます」と記載します。
→「家族葬で親戚を呼ばない方法」で詳しく確認する
送るタイミングと送り先リスト
| タイミング | 送る相手 | 方法 |
|---|---|---|
| 葬儀前(当日〜翌日) | 参列をお願いする方 | 電話 |
| 葬儀前(当日〜翌日) | 参列を遠慮いただく方 | 電話 |
| 葬儀後1〜2週間 | それ以外の関係者 | はがき(お知らせ状) |
| 葬儀後1ヶ月以内 | 年賀状のやり取りがある方 | はがき(喪中はがき兼用も可) |
→「家族葬の服装マナー」で詳しく確認する
よくある質問(FAQ)
Q. お知らせ状はいつまでに送るべきですか?
葬儀後 1〜2週間以内 が目安です。遅くなるほど相手に失礼になるため、できるだけ早めに送りましょう。
Q. メールやLINEでお知らせしてもいいですか?
親しい間柄であれば、メールやLINEでの連絡も増えています。ただし、目上の方や正式な関係の方にははがきが望ましい です。
Q. 喪中はがきとお知らせ状は別に出すべきですか?
別々に出すのが正式ですが、葬儀後の時期が年末に近い場合は、喪中はがきにお知らせを兼ねる こともあります。
Q. 家族葬のお知らせ状に写真を入れてもいいですか?
故人の写真を入れるのは問題ありません。最近は故人の写真やイラストを添えたお知らせ状も増えています。
Q. 会社からの弔電を辞退するにはどうすればいいですか?
「家族葬で行いますので、ご弔電はご遠慮いただけますと幸いです」と会社の担当者に伝えましょう。
Q. 葬儀の案内状のテンプレートはそのまま使えますか?
本記事の案内文・お知らせ状のテンプレートは、日時・場所・故人やご自身のお名前を差し替えればそのままお使いいただけます。正式な葬儀の案内状では句読点を使わないのがマナーですが、メールやLINEで親しい方に送る家族葬の案内文では、読みやすさを優先して普通の文章にしても問題ありません。
まとめ:案内とお知らせで気持ちを伝える
家族葬でも 案内・お知らせ をきちんと行うことで、周囲との関係を良好に保てます。
今すぐできること:
- 参列者リストと連絡先リストを作成する
- お知らせ状のテンプレートを準備する
- 香典辞退の方針を決める
家族葬の基本を知りたい方は「家族葬とは?」を参考にしてください。家族葬と一般葬の違いについては「家族葬vs一般葬」もご覧ください。
PR 📋 家族葬のこれからで無料資料請求する ※料金は税込。2026年5月13日時点の情報です。